ミステリー映画の要素が薄くも
最後まで楽しめた作品。
1969年、エルロワイヤルという
ホテルに集まったワケありの7人の男女
互いに全く関係のない人生を歩んできた
7人は重大な過去を抱えていた。
やがてそれぞれの正体、
そしてこのホテルに隠された真実が
浮かび上がるとき事件がおこる。
いい意味で想像の斜め上をいく作品
個人的には60年代の時代の背景
ノスタルジックでシックな雰囲気と
映画のテーマは合っていてよかった。
ただ前半のダレるところや、
これといった重要な伏線はないものの
登場人物それぞれがいい味を出していて
純粋に映画の完成度としては
満足いく作品になっていると思います