おもしろかった~。
期待のずっと上をいきました。
今作はウルトラマンジードの劇場版ですが、
そこに登場するウルトラマンオーブは"客演"というより、
ちゃんとしっかり "共演" していたので、オーブのファンから見ても納得の内容だったと思います。
迫力のバトルシーン。
今のウルトラマンの特徴は、やはり合成やエフェクトを使った派手なバトルで、この劇場版もかなり気合いが入っていました。
特撮でも面白い画が多く(沖縄家屋の室内からのカット等)建物の倒壊も迫力満点で良かったです。
そして、形態の多いオーブとジードそのほぼすべてを出すサービス精神も素晴らしかったですね。
最も気に入ったのがドラマパートで、やっぱり子供っぽいリクが、仲間達に励まされ教えられ成長していく様子が、分かりやすく熱く爽やかに見られます。
先輩になったオーブことガイの真っ直ぐなアドバイスや、ジャグラーのキツい言葉で飛ばされる檄。リクに対する思いやりが感じられると同時に、ガイとジャグラーの新たな一面が見られる良いシーンだったと思います。
70分という上映時間に内容は盛りだくさんでテンポも良く、完璧と言えるかもしれません。ネタも多くて、昔からのファンも楽しめますよ。ウルトラ映画の中でもこれはオススメの一本です。