このレビューはネタバレを含みます
元プロアイスホッケー選手が薬物で逮捕された後に、山で遭難して更生していく話。
トラブルも教訓として捉えて、ラストはいかにも前向きで泣きたくなりそうな展開。
でも主人公が本当に一番教訓にすべきは、「スキー場の標識をちゃんと読む」ことと「吹雪の時は無理せず現地スタッフの指示を仰ぐ」ことだと思う。
それに、スキー場とオオカミがいる森の間は標識だけでなくちゃんと柵で仕切るなど安全設備がしっかりあったはずなのに、それはどうやって乗り越えて行ったんだろう？今までよくオオカミがスキー場に現れなかったなと変な意味で感心した。
本人からしたら正に地獄の8日間なんだけど、個人的には今一つ感情移入出来なかった。多分、主人公の過失があまりにも大きかったからだと思う。
一週間後に裁判控えているんだから、遊ばずに弁護士としっかり打ち合わせしておけとも思った
