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ニンジャバットマンのhoshikazukanjoのレビュー・感想・評価

ニンジャバットマン(2018年製作の映画)
4.0
いやこれ美術作品として最高なのでは…?


この作品では物語を追うように4パターンの画風から構成されている。

①日本の戦国時代にタイムスリップしてから、浮世絵風。戦国時代なのに…?という疑問は一旦置いておこう。細い輪郭線、鮮やかな色彩がとにかく綺麗!空が青海波になってるのも可愛くて好き。個人的にはここが1番好きな画風だった!

②バットマン決意表明後。先程までの輪郭線が消え、今時のアニメでも通用するようなタッチ。派手なアクションシーンも作画が一切ブレないの凄すぎる……

③ジョーカーによく似たファーマーを見つけるシーン。絵巻物とか水墨画っぽい、水分多め、筆太めのタッチ。ここが1番室町時代っぽくて時代設定に合ってるかな?

④エンドロール後。21世紀。ここでアメコミタッチに戻るの痺れた……


日本美術あんまり詳しくないから解釈違いあるかもだけど…とにかく絵が良すぎる!!


物語は、バットマンがちと頭弱そうだったり、キャラクターあれだけの数いるから上手く立てられてなかったり、ツッコミどころ多い。

猿が笛吹いてるシーンで爆笑した。
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