このレビューはネタバレを含みます
第22弾。降谷零とRX-7が好きならスコア10.0。日本国民であることの幸福に打ち震える。
「今回爆破されるのはこちら！」と言わんばかりの新施設が鈴木財閥の投資ではないことで今年は何かが違う…と予感させる冒頭。爆発とツッコミどころ満載〜コナンくんのトンデモアクションを添えて〜という近年の劇場版を踏襲しつつ、『相棒』的組織の中の個人を描いたサスペンスドラマに仕上がっている。コナンでこれを見たかったのか？と問われると返答に困るが、音楽を絞った演出が新鮮でハッとするようなカットも多く、絶対的ヒーロー江戸川コナンの「たったひとつの真実」から一歩踏み込んだ内容は見応えあり。キャラ崩壊は楽しむもの、と割り切れないシーンがいくつかあるのがマイナス。
歩きスマホどころか車と並走してスケボースマホするコナンくんは1日警察署長しちゃいけません！！
◆青山原画シーン
・「僕の恋人は…この国さ！」
・「そうすれば君の本気の力が借りられるだろう？」
「…買い被りすぎだよ」
