このレビューはネタバレを含みます
『相棒』など所謂刑事ドラマの脚本を担当されている方が、今回脚本を担当されていたので、警察や検察などの組織の説明が分かりやすかったです。(ただ、「警察」と「検察」は響きが似ているので聞き間違えることが多かったです。)犯行の手口云々は映画公開前のアニメ本編を見ていた人は、圧力ポット鍋が出てきた時点で分かったと思います。私はミステリーものを観るときは主人公と謎解きをして観るタイプの人間なので、それが分かった時点で「あぁ、こうなるのかな」と思ってしまって、それ以降はひたすら安室さんに翻弄されるコナンに「いつもの閃きはどこにいったんだ」と思いながら観ていました。大切な人が事件に巻き込まれたから冷静さを欠いていたんだと思うと、微笑ましく且つ「早くこの2人くっつかないかな」と強く思いました。そしてカーアクション大好き人間としては最高の最後。
私は前々作で安室透/降谷零を知ったので、今作で彼の様々な面を観たことで、これからの『名探偵コナン』をより一層楽しむことができそうだな、と思いました。
以下、4DX・MX4Dも鑑賞したので感想。
こんなところまで入れるのか、と思うほど動作がてんこ盛り。特に終盤のカーアクションは最早アトラクションレベル。映画のカーアクション好きにはたまらないものでした。USJかVRのアトラクション施設にいれてほしい。
そしてRX-7お疲れさま、無機物に優しくなろうと思ったよ…。