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アンダルシアの犬のzoeのレビュー・感想・評価

アンダルシアの犬(1928年製作の映画)
3.8
ルイス・ブニュエル監督作品初鑑賞です。『皆殺しの天使』のを先に借りたんですが、後から借りた今作がブニュエル監督のデビュー作だと知って、こちらを先に鑑賞しました。サルバドール・ダリとの共作で、言葉では説明できっこないような芸術的映画です。

奇妙で怪奇、複雑怪奇という言葉がぴったりな気がします。目を背けたくなるシーンから始まったので正直驚いてしまって、トラウマというほどではありませんが、あれはなかなか忘れられそうにないです。

淀川長治さんによる短い解説が収録されていました。本編を鑑賞後、その解説を観たんですが、それがあったおかげで監督がこの作品をどういう意図で製作したのか、何を私たちに見せたかったのかを理解とまでは言いませんが、分かった気がします。この解説でシュールリアリズムというのを初めて知りました。(ちなみに、淀川長治さんを拝見するの初めてでした。)

確かに文学ではなしえないことかもしれないなあと思うと同時に自分の持つ“感覚”について意識して考えたことがないというのにも気づき、“感覚”という人間の不思議な力についてもっと知りたくなりました。

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ついに300レビュー達成いたしました♪
大した数字ではありませんが、この機会に改めてフォロワーの皆さまに感謝の気持ちを伝えたいなと思いました☺️
皆さま、いつも私の拙いレビューを読んでくださり、いいね!やコメントもありがとうございます。コロナ禍で映画にハマり、Filmarksを始めて約10ヶ月が経ちましたが映画のレビューを通して、皆さまと好きな作品や俳優・監督さんについて話し、交流するのが日々の大きな楽しみになっています。SNSを利用するのはこれが初めてで、始めた当初はまさかこんなにも沢山の方々と出会えるとは思ってもみませんでしたが、本当に始めて良かったなと心から思います☺️
長くなってしまいましたが、これからも変わらずよろしくお願いします🙇💕
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