ねぎおSTOPWAR

アンダルシアの犬のねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

アンダルシアの犬(1928年製作の映画)
3.3
1929年製作の無声短編映画。
ワーグナーの楽曲とタンゴがいい案内人の役割で心地いいです。
とにもかくにも眼球にナイフを入れるシーン(*)が有名なこの映画。他にもシュールレアリスムならではの映像がたくさんあります。
映画慣れしている方が観ると「んっ、このカットの意味は何だろう?」とか考えるかもしれません。しかし必要ありません。製作者が「夢」をキーに撮影していますから、ウニからわき毛みたいに視覚的な連想です。

youtubeにありますので簡単に観ることができます。是非!

(*)あの眼球、死んだ牛を使っているんですね。毛を剃って強い照明で人間の肌と同等に見せているそうです。モンタージュマジックです。