ぴな

かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―のぴなのネタバレレビュー・内容・結末

2.7

このレビューはネタバレを含みます

シアター3

正直、有村架純はお腹いっぱい。
山崎賢人くらいお腹いっぱい。

15歳しか歳が離れていない、血の繋がらない息子・駿也との絆/家族愛の物語。
ちょっとフワッとしがちなところを、國村隼の存在感がいい感じに落ち着きを持たせている。
周りからどう言われようと自分が親だからと駿也のために必死な姿や、同時に"本当に母親になれるのか"という不安を乗り越えていく姿は悪くない。
けれど、ステージに上がっちゃうところで台無し。
みんながいる前であんな行動を取ったら、駿也が気まずい思いするのわかるでしょ…。
普通に考えても、"父親の死を受け入れたくないんだな、寂しいんだな"というのがわかるはずなのに、"修ちゃんはもう死んだの!"というセリフもナンセンス。
駿也だってそれはちゃんと分かってるよ…。
あれだけ少人数の学校で、あっという間に噂が知れ渡りそうな田舎で、児童の家庭環境について連携が取れていないのも納得いかない。
様々な家庭環境の子どもがいるこのご時世、半成人式について議論も上がっていたのに、それをわざわざ盛り込んだ(しかも重要なシーン)ところも合わなかった。

子役の歸山竜成が青木崇高似で良かった!
ぴな

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