ごっちん

ルームロンダリングのごっちんのレビュー・感想・評価

ルームロンダリング(2018年製作の映画)
1.0
TSUTAYA主催のフィルムコンペで準グランプリを受賞したオリジナル脚本を片桐健滋監督自らメガホンをとったデビュー作品。

アフラックの広告かのごときアヒルが印象的なパッケージに興味を引かれて観てみれば、まさかの「ゴースト」ものでビックリ。

孤独な主人公が、ゴースト達との出会いを通じて、もがきながら葛藤するさまをコメディタッチに描写してます。大きな伏線などは無いので終盤のストーリーは途中で読めますが、それでも晴れやかな気持ちで終わる事が出来る、素敵な映画でした。

劇中音楽も良いし、何よりクセ者俳優が出ていないので物語に没頭できるのも好印象。まぁ、カニの子役はある意味強烈だけど。

池田エライザの出演作を観たのは、園子温監督のクソ映画ぶりだったけど、好感の持てる爽やかな演技でとても良かった。

オダギリジョーは相変わらずの安定感。「常識のあるクズ野郎」を演じさせたら、彼の右に出るものはいない。
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