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千と千尋の神隠しのtubure400のレビュー・感想・評価

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)
4.8
『君たちはどう生きるか』を見て、巨匠が晩年につくるような、商業性とか、わかりやすさに背を向けた、情念の塊のような作風で、これはこれですごいな、と思ったけど、『千と千尋』を見返すと、本当に、清新というか、みずみずしいまでのメッセージ性とか、それでいて、すごく一つ一つのキャラクターの魅力がすごくて、それでいて、キャラクターの数も多いし、イマジネーションが横溢しつつ、それでもギリギリ、普通に子供も楽しめるようなエンターテインメント性があって、すごい。これぞ天才の全盛期だぞ、という思いを味わった。
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