久しぶりの鑑賞
ただただ素晴らしい。
観入ってしまった。
こんなに良かったのかと
改めて感じられた。
それまでのジブリの
ヒロインらしくない
千尋なんだけど、、
油屋での仕事や経験から、
どんどん目に力が宿っていく。
銭婆のところに向かうときの
迷いのなさは、
りっぱなジブリヒロイン。
最後は記憶が消えているのだけど、
「思い出せないだけで、忘れているわけではない」
という銭婆のセリフが、生きているシーン。
(ここら辺の表現に円熟を感じるのです
↑あくまで、下から目線です)
これから千尋は
芯の通った女性に成長していきそう。
ハクとの再会ストーリーも
観たいものだ。
他のキャラに対しても
宮崎駿監督の円熟さを感じる。
酸い、も甘いも噛み締めてきたのか。
キャラというより、人味が深い。
もののけのジコ坊の方向性を
細分化して広げたような感じ。
(まぁ、人じゃないけど笑)
答えが全て描かれているたぐいの
作品ではないんだけど、
だからこそ、良い。
ナウシカ、ラピュタ、トトロ、
もののけ、千と千尋、カリオストロは
文句無しで大傑作。
魔女、豚、ぽんぽこ、火垂る、君たち、
耳すま、ポニョも素晴らしい。
かぐや姫は別のベクトルで素晴らしい。
あと、おもひでぽろぽろも
年を経て観たら、良かった。