このレビューはネタバレを含みます
マハーシャラアリ強化週間のトリ(本公開3/8)
今年のアカデミーの長編アニメ部門にインクリディブルファミリーと本作が入ってたのは面白いと思う。
同じヒーロー映画でも、
あちらは力を持つ者、監督ブラッドバード自身含め、その苦悩を描いていて凡民にはわからないよって言うフィルターをかけていた。
けど、こちらはみんながヒーローになれるんだというこんな私でも何かやれるという希望に溢れた感じ。それも英雄的行為とかではなく、ちょっと手を差し伸べるとか
1 upぐらい。
脚本のフィル・ロードはレゴムービーでもあまりに凡庸な主人公をむしろそれが才能という逆転の発想で描いたり「我々」目線で親近感がわく。
ただ、ブラッドバードを貶したい訳ではなく、あちらも本作もアクション設計が素晴らしいとだけは強く言っておきたい。