狭須があこ

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~の狭須があこのレビュー・感想・評価

3.7
金髪で、筋肉で、三宅健太の声で喋るヒーローが主人公。最高やんけ。
超絶パワーで殴ったり走り回ったり、謎の触手に捕まったりね。
いいよぉ!

どうも、週刊少年ジャンプを「マンガの付録が沢山ついてる週刊ONEPIECE」と認識して買ってる層の人です。
入場特典に尾田栄一郎との対談がつくと聞きつけ、主人公の名前も知らないまま初日に駆けつけました。

こういうキチガイONEPIECEオタクの襲来を恐れて、ヒロアカファンの妹は有給とって朝一で見に行ったそうですよ。
キチガイONEPIECEオタク層、全体の何割くらいなんですかね…

本当ゴメンね、ヒロアカファンの皆様。
逆の立場なら耐えられないと思います。特典がちゃんと本物のファンに行き渡りますように。

ストーリー展開は、序盤でなんとなく想像しちゃえるので特にスゴいアレでもないんですけど、バトル描写のクオリティは文句ナシ。特にオールマイトは完全に私の好きな見た目をしていた
彼が戦うだけで満足してしまった。

オールマイトがブッちぎり過ぎてほかのキャラに全く興味が湧かないし、そもそも一番好みじゃないのがミドリヤイズクだったので、ヒロアカにハマるのはちょっとハードルが高そうだなー、私、共感型の主人公あんまりハマんないんですよね……

原作に関しては元々、絵もニガテなんですが、映画だとさほど感じず、マイルドでした。私と同じく見たことない勢は、コレから入るのもアリだと思います。

「ヒーロー」「ヴィラン」「個性」という概念にこだわりすぎた世界観、違和感があるけども、この世界で今後、問題になっていくのかな。
「ヒーロー」って、強さのことじゃないでしょ。「個性」って、力のことじゃないよね。

面白そうですね。また妹に借りて読んでおきますね。

あと気になったのは音楽かな。
林ゆうき色つよすぎ。
「ONEPIECE FILM GOLD」で音楽を担当されてた人なんですけど、この人、おんなじような場面では、全部おんなじような音楽なんだな。GOLDと丸々入れ替えても、全く違和感なくいけるでしょコレ

イヤぁでも、やっぱりオールマイトが主人公で、彼の若い頃の話だったら読んでるかもしれないし、好きになってるかもしれないな……。
筋肉キャラを、脳筋とかネタの扱いをせずカッコいいポジションに置いてくれるマンガって、わりと貴重だと思うんですよね。

うん、オールマイトの話しかしてないな。ゴメンね。許してね。

インターホンがなって、覗いたらオールマイトが「私が来た!」って言いながら立ってて、それを招き入れて末永く幸せに暮らす。そういう妄想をしながらこれを書いています。
狭須があこ

狭須があこ