OSHO

FAKE ディレクターズ・カット版のOSHOのレビュー・感想・評価

2.4
2014年頃、個人的にめちゃくちゃ忙しいときで佐村河内守氏の名前と容姿くらいは知っていたけど、何が話題だったのか何も知らなかった。
Wikipediaなどを確認の上、このドキュメンタリーを鑑賞。

要は、
障害者手帳取得のために耳が聞けないふり、
作曲は他人にお願いしていた虚言癖の男が、
耳の聞こえない作曲家ということで、ベートーヴェンのようだと、
まず、アメリカの雑誌が目をつけ、
次に、NHKスペシャルで扱い、
その次に、TBSの中居正広の金スマで扱い
一躍、時の人になったものの、
いわゆる文春砲にあって、耳が聞こえないのも、作曲をしているのも嘘だと言われ、
時の人から一気に叩き落された人だったのですね。

いまドキュメンタリー映画を観ても佐村河内守さんにまったく興味を持たない。
ある程度大きな会社なら、会社に1人か2人いる嘘を重ねる、めんどくさい人にしか見えなかった。

そして、このドキュメンタリーを撮っている森達也監督も、会社に1人か2人いるめんどくさい人で、
撮ってる側も撮られてる側もぐずぐずで、私からみたら意味不明のドキュメンタリー映画にしかなってないけど、

この意味不明さが癖になる人がいても不思議ではないかも…とは思った。
最悪級に酷いドキュメンタリー映画だけど、なんだか憎めない感じもした。

ただ、森達也監督の誰かをおもちゃにして、からかうようにFAKEのドキュメンタリーを撮る姿勢は不快でしかなかった。

※テレビ局のプロデューサーが出演交渉するときはこうするんだな…とわかった点は良かった。

※佐村河内守氏、テレビのワイドショーやバラエティ番組をそんなに真剣に観ていたら頭がおかしくなるだけだよ。ああいうものは、まったく見ないか、見たとしても冗談半分で流さないと…とは言ってあげたくはなった。

※豆乳が異常なまでに大好きなのは佐村河内守氏と私の共通点だ^^;
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