福井康之

志乃ちゃんは自分の名前が言えないの福井康之のレビュー・感想・評価

3.8
言葉を上手く発音できないけど歌だと上手く唄える大島志乃と、音痴だけどミュージシャンになりたい岡崎加代がバンドを組んで文化祭へむけて特訓する話

「だったら書けば?」

青空がねぇ…高校時代に同じように文化祭で唄ってたから懐かしい。

「何か言ってよ…わかんないよ。」

それぞれにコンプレックスのせいでひとりぼっちだったけど、理解してくれる友達ができて…なのに、やっとできた友達とのすれ違いとか、恋愛もののそれよりも切なくて苦しい感じがするなぁ。

主演の2人の演技がまたどストレートでよかった。

あと、沼津の景色…学校の屋上でギターを弾いてる加代の背景に広がる海とか、志乃と加代が座ってるバス停の背景に広がる海とか、なんかめちゃくちゃいい感じのシーンでした。
福井康之

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