キャッチコピーから若干SFホラー混じりかなって思ってたら、実話ベース作品だった。
序盤〜中盤あたりの展開が、エメリッヒの『ムーンフォール』に既視感がありすぎて、多少なりと参考にされてたり?..とか思ったり、80年代の史実なのかとか思いながらみるとなかなか感慨深かった。
宇宙空間の映像も綺麗で、このジャンルはほとんどそうだけど、こういう宇宙の神秘的な場面は映画館でみたかったと思う。
この時代だから宇宙飛行と言えば米露の2カ国なんだろうけど、昔から宇宙空間でさえライバルで...実話なだけになんとなくリアルなもの悲しさもあるけど、最後の国の垣根を越えて宇宙飛行士同士として敬礼し合うところは感動があった。
今回はロシア主観の作品だったから余計にだけど、良い作品は制作地やキャストに関わらず今後もずっと見続けられたらいいなと思う。