レーズンバターサンド

響 -HIBIKI-のレーズンバターサンドのレビュー・感想・評価

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)
3.9
ビンタの応酬とか、飛び蹴りとか、パイプ椅子で殴打とかの暴力が全部美しく決まってて、いちいちみとれた。持ち前の身体能力の高さよ。
普通ビンタってあんなに綺麗に決まらないじゃないですか。実際手首とか当たっちゃうじゃないですか。めっちゃ練習したんじゃないかな。

キャスト良かった。高嶋政伸以外は全員ハマってた。
映像で見るとすごくリアリティがあって、映画化っていいな、と単純に思う。
体育のあと、踊り子の女の子の話を思いつくシーンとか、踏切のシーンとか生々しくて、「だって今日は仲直りの日でしょ…」のところも等身大の女子高生の瑞々しさとかが溢れてて、「ちはやふる」もそうだけどこの年代の女の子たちの神々しさよ。
あと主題歌がめっちゃ良かった。

原作また読みたくなって改めて読み返してるんだけど、天才は何もしなくても存在するだけで周りの人をどんどん変えていくっていうのが「響」の物語の面白い所なので、今後も楽しみです。(あとやっぱ絵、下手だな…って)