そんなに期待してなかったが、面白かった！どこまでも正直で、汚い奴らには、慌てず騒がず全力で（主に暴力で）抗議。文学大好きなパンク女子校生がカッコいい。
天才と対照的に描かれる小栗君と柳楽君は凄くいい味出してたので、もう少しこの二人を深掘りして欲しかった。
破天荒な主人公を置きながらも、現代小説の世界を垣間見ることもでき、小説をもっと読みたくなるような魅力もあった。全体的な演出も緩急のつけかたが巧く、あざといところもなくクールで好み。
最後にスーパーバイザーの名目で秋元康先生の名が出てきて、ちょっとイラっとした。
北川景子とアヤカちゃんはイマイチだったが、主演の子は時にサイコキラーみたいな雰囲気を出しつつも、時おり見せる控えめな笑顔等も素敵で、とても良かった。
そして傑作棚とゴミ棚の本全部見たい。
