評価低いけど、そこまで悪くないと思った。
これはこれで誰しもが考えることを露骨に考えられるというか。
お金とは、、、。
お金への執着。お金の価値。お金の使い道。
金、金、金。
兄の借金の連帯保証人になってしまって背負わされた3,000万円。
妻と子供と別居し、ギリギリの生活で自分と家族の生活費、そして、借金返済に明け暮れる底辺生活。
からの、、、からの、宝くじ当選、その額3億円。
借金返済どころか、そのお金の使い道に戸惑う“億男”、佐藤健。
彼が辿り着いた相談先。昔の友達。九十九、高橋一生。
起業して成功して成金状態の彼に相談し、安心し切った矢先、金を使ってみようとパリピなことしてみて、酔って起きたら、彼にお金を持ち逃げされる。
お金と一緒に蒸発した彼を探し出すこと。
再びお金を取り戻した後の3億円の使い道を探すこと。
彼の足跡を辿るべく、彼と繋がりがある人物を辿る。
パリピパーティーにたまたま居合わせた池田エライザ。可愛い、素敵だ。
彼女が知る九十九の元同僚、北村一輝。けたたましいサイレンの如くのマシンガントーク。
彼から紹介された同じく元同僚、藤原竜也。投資だの、お金は紙屑だの、口八丁のペテン師。
さらに彼から紹介を受ける、九十九の秘書、沢尻エリカ。エリカ様、健在。彼の会社の売買で得たキャッシュをたんまり抱える。
お金を求めて、そんな彼ら、お金の亡者と相対す。
お金があれば何とかなるのに。
好きなことができるのに。
すべてがうまくいくのに。
人生が成功するのに。
お金とは、お金の価値とは、お金の正体は。
お金を手にして、何をする、何ができる、それをしてどうなる。その価値の妥当性は。
たった1グラムの1万円札の価値とは。
唐突に3億円を手にした“億男”。
その刹那と欲に目が眩み困惑した果てに、突如消えた金と親友を探す旅のような体験を経たお金に対する価値観の変化。
お金に対する価値観、倫理観や哲学っぽい要素もあって個人的にはそこそこ興味深く観れた。
でも、やっぱり、お金はあるに越したことはない。
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TSUTAYA DISCAS運営の映画コミュニティサイト「Discover us」にて同アカウント名でコラムニストをさせて頂くことになりました。
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別視点で色々映画について書いていこうと思います！ご興味ある方は是非お待ちしております！
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