予告観た限りでは、友人にお金をとられた主人公が、取り返すために奮闘するドタバタコメディ的映画だと思ったが、競馬パートと怪しいセミナーパートに多少クスっときただけで、実際は大学時代の仲良し２人のモロッコ旅行記だった。
終始、高橋一生さん扮するキャラの行動が謎すぎて「？？？」となった以外は、モロッコの美しさや、北村一輝さんや藤原竜也さんの演技、佐藤直紀さんの音楽があっただけでも十分楽しめた。「金って、な〜んやッ！」と「絶対に、叶いま〜す…（アタックチャンス風に）」が真似したくなる笑。
最後は最後で妙に説教臭いところがあり、人によっては感動させられるかもしれないが、お金というものに散々苦労させられてきた身（主にこの国のクソ高い税金等に）としては、逆にあんなことされたらいくら一番の友達でも警察沙汰にしちゃいそう。主人公は既に3000万円もの借金を背負ってるのに、あれされちゃ自殺ものでしょ。それでお金の大切さどうのこうの言われても。
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