『吐男』
タイトルの通り、お金の話。
お金への付き合い方。
急に3億を手に入れたら、、、
親友にお金を盗まれ、その親友を探すことになるが。。
鑑賞していて、途中で吐き気が、、
3億円を手に入れるということじたい、自分にとっては非現実的な話。
しかし、人間がお金に狂うシーンを目の当たりにするにあたって、吐き気が、、、
この作品はいったいどこを終着点にしてエンドロールをむかえるのか。
ただただそこだけが、気になった。
黄砂の上で落語をする親友。
このシーンは僕の脳裏に、素敵なコマ送りとして焼き尽くされる。
お金を象徴する黄金。
しかし、あの黄金の上での親友との思い出がなによりも途切れない絆として映っていた。