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未来のミライのAbeCinemaTVのレビュー・感想・評価

未来のミライ(2018年製作の映画)
4.2
これはぽかんとする人たちがいるのもわかるが、Filmarksの評価だいぶ低いね。実は私は結構好きです。妹ができた時を思い出しましたね。すげえわかります主人公の気持ち。妹いじめたくなるんですよねえ。あそこまで親に注目してって感じではなかったけど、微妙な感情を抱く気持ちはすごくわかります。主人公に共感できない、みたいな感想が目立つけど、まあ子供だからなあ、しかも成長する前だからね、あんな感じじゃないかな。むしろ大人から好かれる子供ってのはリアリティないか、ろくな子供じゃないよw 子供はこのくらいわがままよ。ちょっと声とか話し方が歳のわりに大人っぽすぎるかなとは思ったけど。

星野源はピッタリですね。逃げ恥とも通ずるキャラクターだった。神田伯山先生も出てらっしゃいましたね、似合ってましたよ。ラストはやっぱりめちゃくちゃだね。同じ人は同時に存在しないと思ってたんだけど、あのキャラクターは同時に存在できちゃってるよね?どうなんでしょ、と思いつつ、まあ子供が描く世界観なんてそんなもんだよな。そう、これは主人公の夢だと思うんですよ。俺も子供の頃近未来の夢とか見てたし。

あ、あとあんまりミライの話って感じはしなかったので、タイトルはどうなんだろう?って思った。確実に主人公は未来ちゃんじゃありません。
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