このレビューはネタバレを含みます
自分の要望が通らなくて
泣きわめく子どもが苦手だったけど
この映画を観たら
子どもの気持ちに少し寄り添えた気がした。
なんでくんちゃんが
あんな態度をしたのか。
自分を見てほしくてうるさかった
あのめんどくさいモードになる理由に
気づけた気がした途端、泣けてきた😢
くんちゃん今まで
両親の注目を当たり前に独り占めしてきたから
妹が生まれて
かまってもらう時間が減ったことを
愛情が減ってしまったように感じたんだよね。
あれだけ
自分を見てほしいって伝えてるのに
お父さんもお母さんも
妹ばかりに世話を焼いてたら
なるほど
そりゃーあーなるわ、って気づかされた。
うるせぇぞクソガキ
と思ってしまった
今までの子どもたちすべてに
ゴメンと言いたい。
泣けてきたのは
自分も子どものとき
もうほぼ記憶なんかないけど
なんとなく経験した思い出があったから
かもしれない。
私の場合は
4つ下の弟が生まれたあと、
弟ばかりに注目が集まることに
…なんかおもしろくない！って
へそ曲げたり、ふてくされた態度を取った断片的な記憶が蘇ってきた。
このアニメの
お父さんとお母さんに言いたい。
お父さんもお母さんも
本当によくがんばってる。
一生懸命子育てして、それに関してはリスペクトしかない。
でも強いて言わせてもらえるならば
もっとくんちゃんに
大好きだよ
とか
大切だよ
ってことを
ぎゅーって
くんちゃんを抱きしめて伝えてほしいと思った。
子どもは
自分を大切にしてくれているのか？
を確かめたくて
泣いたり、嫌だイヤだ
言って確かめてくるんですね。
くんちゃんも
まだ生まれてきて数年しか経ってないから自分で自分の感情が
うまく言葉では伝えられなくて
ギャン泣きするしかない。
くんちゃんが新幹線のおもちゃで
妹を殴ろうとするシーン。
なんて子なの！赤ちゃんを殴ろうとするなんて！
ケガしたらどうするの！
ってゾッとするけど
きっとくんちゃんは
本当に殴ろうとしたわけじゃなさそうで
僕のことも大切にしてよ！
の表現方法がまだ乏しくて
あぁしちゃっただけなんじゃないかな。
くんちゃんに言いたい。
お母さんたちにこう言ってみ？
ハッとした顔して
くんちゃんのこと大切にするよ。
↓
「せっかく僕だって生まれてきたんだから、
いま未来ちゃんのことが大変なときなのはわかるけど、、
僕のことも大切にして！」
