ぬー

未来のミライのぬーのレビュー・感想・評価

未来のミライ(2018年製作の映画)
2.0
細田守監督は皆から大衆映画監督だと認知されているので見に来る人はサマーウォーズのような王道エンターテイメントを期待してしまうんですね…
なのにこのエンタメを避けるような展開は何でしょうかね!?ひたすらホンワカ日常に徹したマッタリ脚本。わざとなのか新しいものを作りたいのか何なのか…

これはこれで良いのですか(長編ではなく短編だったなら好きだったと思う)ジブリが解散した今、細田監督には大衆映画を期待しちゃうんですよね。だからこそ大衆映画を作って欲しいと私は思います。

あと最近思うのは脚本についてアレコレ言ってくれるプロデューサが必要なのでは?
魔女の宅急便の最初の脚本はニシンのパイを届けて終わりでした。その脚本を見てプロデューサーの鈴木敏夫さんが「こんなんじゃ映画にならない!」と書き直させたという話があります。
鈴木さんのような大衆向けに脚本をコントロールする敏腕プロデューサーが必要なのかも…

…とひとりで勝手に偉そうにモヤモヤと思った次第です。
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