このレビューはネタバレを含みます
冒頭から相当わがままな主人公に少しうんざりし始めているところでやっと話が動き始めた！と思ったら「…？」なオチでうやむやにされることの繰り返し。妙に長い雛人形騒動とか、狂人じみて家を破壊し尽くす母親の子供のころとか、少年の成長物語には無用と思える挿話ばかりで、やはり主人公も一向に成長しません。
クレヨンしんちゃんのつまらない回を見ているよう。
この映画全体に言えるのは、先が気になるような展開に乏しくこちら側が頑張って画面に興味を持つ必要があるため非常に体力が要ります。
