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未来のミライのをちゃのネタバレレビュー・内容・結末

未来のミライ(2018年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

予告を見て想像していたのは未来ちゃんとくんちゃんの冒険ファンタジーみたいな感じだったから思っていたのとは少し違ったけど、とある家族の何気ないほんのひと時の日常を描いた素敵な映画だなと思った。

話はくんちゃんに妹が生まれるところから始まる。
今までお母さんもお父さんもくんちゃんだけに愛を注いでくれたのに、急に未来ちゃんにばっかり構うみんなにやきもきするくんちゃん。
兄弟を持つ人なら誰でも覚えがあるあの感情。序盤からくんちゃんを思って泣きそうになってしまった、、、。

そこからくんちゃんは家の中心にある大きな木の下でいろんなものと出会う。犬のゆっこ、未来ちゃん、ひいじいちゃん、未来の自分、、、、、、。

このお話で一番伝えたいことは未来の未来ちゃんが言ってたセリフに詰まってると思う。(↓うろ覚えだけど)
「あの時ひいじいちゃんが必死で泳いでなかったら。あの時ひいばあちゃんが競争で足を緩めなかったら。私たちは生まれることがなかった。みんなが繋いでくれたから、私たちは今こうして生きているんだよ。」
それを聞いた瞬間に今までの誰でも経験したことがある日常のお話の意味がわかったような気がして、自分自身に当てはめて考えてみて本当にそうだと思って、涙が出てきた。最近涙腺が緩いのかな。

とりあえずまとめとしては過去のひいじいちゃんが見惚れてしまうほど本当に本当にかっこよくて、未来のくんちゃんがイケメンに育っていて親の気持ちになって泣けたってことですかね。
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