ソニこう

15時17分、パリ行きのソニこうのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
1.5
◎映画として成り立っていないと感じた。

バリ行きの列車内で起こったテロを、若者3名が解決へと導く。…これがこの映画のハイライトであるが、その模様はラスト10数分でしか描かれていなかった。

そのほかの約80分は、主人公たちがどのような人生を送ってきたのかを描いている。ここの部分のほとんどは「いらない」と感じてしまった。映画として成り立たせるために無理やり取ってつけたような違和感があった。

ラストシーンへ向かうための、必然性や布石などが散りばめられていれば良かったが、ここはあくまでリアルを追求したかったのだろうか?

キャスティングされたのは、まさかの本人たち。これは本当にスゴイ。でもそれ以外の魅力はこの映画になかった。
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