脚本家のソニさんの映画レビュー・感想・評価

脚本家のソニ

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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.0

◎黒人であることは、死刑ではない。

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「黒人 警官 射殺」でググってみると、たくさんの記事が出てくる。白人の警官が、黒人の一般市民を誤って殺してしまったと
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パターソン(2016年製作の映画)

1.7

◎何も起こらないので、何も感情は動かない。

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本作はジム・ジャームッシュ監督が手がけた映画。同監督の『ナイト・オン・ザ・プラネット』があまりにも素晴らしかっ
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.3

★夜は寂しい。けれど、どこか優しい。

寝静まった街で織りなす会話劇。

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夜ふかしが楽しいのは、なんでだろ。自分だけの世界が、永遠に続くと錯覚できるから?
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.6

★人間を人間たらしめるのは、何か。

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あるシーンが異常に心に残っている。それは、レプリカント(人造人間)が、"自分は人間ではない"ことを悟ったシーン。
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

2.5

◎キャストの豪華さや、上映時間の長さとは反比例し、ストーリー内容は薄かった…。

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ブラピとアンソニーホプキンスという豪華キャスティングに、3時間という長尺。
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.6

★カーアクションと音楽の爽快さに尽きる映画。テンションぶち上げたい方、必見!

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ストーリーがちぐはぐな映画って、そんなに好きじゃないのだが、本作は違った。振
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.9

★好意や感謝は今すぐ伝えにいけ。

ベッタベタのラブコメだが、不覚にも泣いてしまった良作。

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『人生で後悔したことリスト』などのアンケートを見ていると、「好
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虐殺器官(2015年製作の映画)

3.3

◎ テロ対策のために監視社会を築き上げた近未来のアメリカが舞台。アメリカは安全を手にしたものの、世界では謎の内戦が多発していた…。

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その原因をたどると、
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ハーモニー(2015年製作の映画)

2.2

◎優しさに殺される世界。

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善意であふれた優しすぎる社会。それは、人々の健康やストレスを徹底管理する息苦しい社会だった。

誰もが平穏に生きている世界で、事
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屍者の帝国(2015年製作の映画)

1.3

◎デヴィッドフィンチャー監督に作ってもらいたかった。。。

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死人を蘇らせる技術を身につけた、もう一つの人類を描いた本作。原作は良かった(文章は読みづらすぎ
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.8

★女や子どもを撃ち殺さなければならない現実

引き金を引いた先に、失われていった大切なもの

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ノンフィクション映画って、やっぱりいい。今見ている映像が、世界
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.0

★ バッドエンドに向かう人生で、スルーしてしまった幸せへの道。

自分を大切にしてやれないことが、一番悲しい。

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誰かの幸せを考えるあまり、自分を犠牲にして
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アップグレード(2018年製作の映画)

4.1

★AIチップを体に埋め込み、はじまる復讐劇。

次々と殺害に手を染める主人公。AIに奪われゆく倫理観の中で、途方もない陰謀が彼を襲う。

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舞台は、機械化が進
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.7

★愛しあった2人は、なぜ離れてしまうのか。

男女の別れを丁寧に描いた良作。

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かつて愛しあっていた幸せの日々は、離婚協議を通し、消し去りたい憎き過去へ
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.0

★病的に惹かれてしまう、殺人鬼。

黒しかない瞳が、得体の知れないトラウマを植え付ける。

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面会室の扉が開き、サダヲが入ってくるたびに、「きたきたー」と体
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.8

★世界で唯一、自分の居場所を作ってくれたのは、小児性愛者だった。

愛でも友情でもない、新しい人間関係を描いた感動作。

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学生時代、よくヒッチハイクをして
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フェイク(1997年製作の映画)

2.2

◎「この人になら裏切られてもいい」と思える。それこそ、本物の絆。

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マフィアに潜入捜査したFBI捜査官。人情あふれる親分と出会い、絆を育む。そして、美しくも
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.7

★時空パラドックスを防ぐために、2分前の自分をダマし、2分後の自分にダマされる。

人をバカにしたくなったら、この映画を推奨!

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「タイムマシンは存在しな
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ゴーン・ベイビー・ゴーン(2007年製作の映画)

2.8

◎どうしようもない選択を選んでしまうのが人間という生き物。

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たとえば、世間一般的にはAの選択肢が正しいとする。しかし、その人物には並々ならぬ過去と事情が
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怒り(2016年製作の映画)

4.0

★相手を信じることが、一番の優しさだと知った。

しかし信じていたものが幻想だとわかったとき、人は怒り狂う。

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編集と脚本が天才的にすばらしい。2時間半な
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.3

◎命をすり減らしてまでジョーカーを演じ抜いた、一人の俳優の怪演に度肝抜かれる。

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本作は、ヒースレジャーという俳優の遺作だそうだ。彼が演じたジョーカーの狂気
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

1.6

◎独特の世界観に惹き込まれはしたものの、面白くはなかった。

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ストーリーの内容はメモしながら見たので、すべて理解したつもり。ですが、何一つ心動かされ
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

1.5

◎難解な割に、それ相応の衝撃的展開や、トリックの面白さなし。

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コナンの映画はほぼ100%面白いのに、本作はシリーズ史上はじめてくらいにつまらなかった(最新
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.1

★多くの人に認められるよりも、たった一人の人生を幸せにしたい。

一生かけて愛しあった二人の美しき物語。

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死の床にあって人生を振り返るとき、人は何に想いを
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.6

★スケボーに乗って行きたかった場所は、"ここではないどこか"。

真の自由を手に入れる前の、少年たちを描いた青春ストーリー。

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何不自由なく生活できているが
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ヴィジット(2015年製作の映画)

2.9

◎奇行を繰り返す、祖父母。世界一怖い帰省の1週間が始まる。

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親に反対されながらも、祖父母の家に帰省することにした姉弟。そこで初めて会ったおじいちゃ
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プラチナデータ(2013年製作の映画)

2.5

◎DNAデータで完全管理化された社会。設定や序盤の展開は面白かったが、中盤以降の尻すぼみでだれてしまった印象。

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東野圭吾の小説が原作ということもあり、期待
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浅田家!(2020年製作の映画)

3.6

★一瞬の煌めきを切り取るのも、思い出を蘇らせてくれるのも、写真。

一人の写真家を描いた、笑いと感動のストーリー。

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GWに入ったので帰省し、家族と一緒に見
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

1.5

◎ただ激しい映像が続くだけ。

小さい頃はヒーローもの映画が好きでした。むしろヒーローものしか見てませんでした。映画館で見るべき圧倒的な迫力が、この類の映画にはあるんです。

本作を見ようと思ったきっ
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.7

★ 一般市民を楽しそうに撃ち殺していく兵士たち。

戦争によって狂い果ててしまった人間たちを描いた映画。

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キューブリック作品は、とにかく刺激が強い。罵詈雑
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.9

★あらゆる"暴力"を剥き出しに描いた問題作!

殺人やレイプを楽しんでいた犯罪者が、聖人君主に矯正させられた後の悲劇。

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ひどく暴力的なシーンが冒頭から続く
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ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

2.6

◎登場人物の行動が、不自然。

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車に乗せたヒッチハイカーが殺人鬼で、執拗に追い回してくる。その設定は面白いと感じたが、あまりにも登場人物の行動が不自然だった
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.3

★愛よりも、本当の自分に生まれ変わることを選んだ彼女。

世界で初めて性転換手術をうけた一人の人間の、儚きストーリー。

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誰しもが、場所や人にあわせて自分を
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8 Mile(2002年製作の映画)

4.0

★ 現実と向き合って戦った先にしか、夢は待っててくれない。

こんなにも爽快で、カッチョエエ映画は他にない!
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大嫌いなヤツに対し、真正面から罵詈雑言を浴びせる
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.1

★少女に初めて"人の温もり"を教えたのは、殺し屋だった。

そして殺し屋もまた、少女と出会って"生きる喜び"を知った。
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何度見てもこの映画は傑作。印象的なカ
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

2.0

◎なぜテロは起きて、なぜ父は死んだのか?必死に探し続けるも、その問いに答えはない。

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『愛を読むひと』がすごぶる良かったので、同監督が手がけた本作も期
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