ひろっぴ

15時17分、パリ行きのひろっぴのネタバレレビュー・内容・結末

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

【前置きはやっぱり大事ですな。】
鑑賞日…2018年3月3日~MOVIX

「15時17分、パリ行き」字幕版で鑑賞。

*概要*
2015年にヨーロッパで起こった無差別テロ「タリス銃乱射事件」で現場に居合わせ、犯人を取り押さえた3人の若者を主役に、事件に至るまでの彼らの半生を、プロの俳優ではなく本人たちを主演に起用して描いたドラマ。

*主演*
アンソニー・サドラー
アレク・スカラトス
スペンサー・ストーン

*感想*
クリント・イーストウッド監督の作品のファンなので、鑑賞。まず、驚いたのは、キャストが本人。駆けつけた警官までも本人だとは驚いたなー。演技もどっかのB級映画に出てくる俳優さんより断然上手かった。(^^)
クリント・イーストウッド監督は、描き方が物凄く丁寧なので個人的に好きです。ただ、今回は普通でした。

ドキュメンタリー風に描かれてて、演じてる人が本人なんだけど、前置きが長すぎるかな…(^^;
テロ描写が少ない。前半~中盤にかけて話が三人の過去、後半がテロ描写。特にテロ描写は痺れたな~ 怖いし、緊迫感があったし、スペンサーが過去に培った柔術の技を決め、テロリストに羽交い締めする所は凄いと感じました。他の二人の親友も手助けしたりして、凄い勇敢。

上記で記しましたが、前置きはめっちゃ長いんですけど、やっぱり大事ですね。少年時代~大人時代~ヨーロッパ旅行が非常に長くて、何度も眠くはなりましたが、最後のくだりで、畳み掛ける画は納得しました。彼らの半生を描く所は大事ですね。やっぱりクリント・イーストウッド監督は描き方が上手。(^^)

なかなか良かったけど、個人的に過去作の方が好きだな~
ひろっぴ

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