このレビューはネタバレを含みます
冒頭(というか終盤まで)、幼少期から事件に巻き込まれるまでをザッとおさらいする感じで、それはどちらかというと予想外だったんだけど、でもそのおかげで事件の異質さがすごく際立っていた。
楽しいバカンスとの落差。普段の生活との落差。きっと、単純に事件だけを切り抜かれていたら、あんなに共感したり入り込んだりすることはできなかっただろうな〜。
授賞式(実際の映像)で拍手喝采が起こるとき、あまりにも気持ちが入り込んでいたので思わず拍手するところだった。笑
プロの演者ではなく、あの場に実際にいた一般の人々だけど、演技力は気にならなかった。それぐらい「本物」だということなんだと思う。