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15時17分、パリ行きのnamugeのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
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いくらでも劇的に撮ることができそうな題材を扱いながら劇中の大部分は事件の当事者たちの少年期の描写とヨーロッパ観光に当てられ実際の事件の描写は極力感情を抑えたテンションで簡潔に描かれてる。前作ハドソン川の奇跡を想起せずにはいられない映画でしたね。

少年期の描写が丁寧で一人一人が問題を抱えていたあの頃の彼らがこれだけのことを成し遂げたという事が我が事のように嬉しい。決してウェットなつくりの映画ではないのに泣けました。
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