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15時17分、パリ行きのますのネタバレレビュー・内容・結末

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ストーリー:
三人の幼馴染がテロリストによる大参事を食い止めた奇跡の実話。主人公のアンソニーは幼少の頃から問題児として扱われ学校にも馴染めずにいた。それでも二人の幼馴染ができ、大人になってもその友情は変わらなかった。憧れの空軍に入り前線で活躍することを夢見た主人公だったが、配属されたのは夢中になれない様な仕事内容の部署だった。そんな中、幼馴染の三人は旅行を計画し、そしてその列車に居合わせる…。「物体には速度があり、何かがそれを邪魔しない限り、目標に向かって進み続ける。」物語の結末は必然だったのかも知れない。

感想:
主人公の三人は役者さんではなく本人が本人を演じているため、非常にリアリティがありました。幼少期も丁寧に描かれていたため三人の絆に納得できました。実話を映画化したということで、大袈裟な演出などは無く、演出的には淡々と進んでいきます。しかし、主人公の葛藤や努力、危機に瀕したら何かをすべきであるという勇気を与えてくれる作品でした。三人の偉業に拍手を送りたい気持ちになりました。
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