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それだけが、僕の世界のrrrのレビュー・感想・評価

それだけが、僕の世界(2018年製作の映画)
4.0
・その日暮らしの中年ボクサーのジョハは、子供の頃に自分を置いて家を出て行った母と偶然に再会する 宛てのないジョハは母インスクとサヴァン症候群の弟ジンテと渋々暮らす事に… ジンテのピアノの才能を目の当たりにしたジョハはコンクール出場を打診する そんな中インスクは重い病を患っており…的な内容

・こんなの泣くよね…中盤のジンテとガユルによる連弾で もうすでに あーこれ涙腺ヤバいヤツ…って構えましたよ
・全キャスト嵌ってましたが やっぱりジョハ役のイ・ビョンホン良かったですね ジンテ役のパク・ジョンミンはお初だったんですが 終盤のオーケストラを従えてのチャイコフスキーの演奏シーンは神がかっており鳥肌ものでした
・母の苦しい胸の内 ジンテへの愛情が過ぎている事を自覚しつつも それを支えに必死で生きて来た事が察せられグっと来ました 感情のままに発言して その後のバツの悪そうな表情の率直さとか…良い母とは言えないのに何故だか好ましく感じました
・何気に脇役の大家の娘スジョンの 母を疎ましがるお年頃な感じや それでも何だかんだで母親っ子と言う微笑ましさが、本作の清涼剤になっていた様に思いました シングルマザーとしての二家族を描かれる事で 綺麗な形じゃなくてもヘンテコでも 家族の在り様はそれぞれでいいんだとより感じましたね
・正直こう言うのでいいんだよ…全力で泣かせに来るド直球さも良いですね 面白かったです
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