Just高橋

人魚の眠る家のJust高橋のレビュー・感想・評価

人魚の眠る家(2018年製作の映画)
3.7
ものすごく陳腐な言い回しをするなら、「凄く考えさせられた」。

もし、身近な人が脳死を疑われたら?
人の臓器提供の意思を問われたら?
それが、私の身に起こったことだったら?
普段は考えもしないけれど、本当はしっかり向き合わなきゃいけない問題なのかもしれない、と保険証の裏側を思い出しながら考えた。
 
どこまでが治療で、どこからがエゴなんだろう。
脳死って、なんて恐ろしい状態なんだろう、、。

誰も悪くなくて、誰の気持ちも理解出来るから辛かった。娘の顔を人工的に笑わせたあの瞬間だけは理解しかねるけど、、
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