Just高橋

怪物はささやくのJust高橋のネタバレレビュー・内容・結末

怪物はささやく(2016年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

観劇後に「予習しとけばよかったな〜?!」と後悔しながらの復習で鑑賞。ほんとに、、観劇前に観ておけばよかったな〜?!?!

イジメとかヤングケアラーとか、誰しもが出会ってきた/出会うであろう苦境に13歳という絶妙な時期に立たされたコナーがしんどすぎて。
きっとずっと我慢してきて、このストレスの果てがモンスターだったのかな。自分に眠る「楽になりたい」という感情を認めるのは本当にしんどいに違いなくて、それを認めるまでに暴れざるを得なくて、、本当によく堪えたよね(良い子ちゃんであろうとしたよね)という労いと、でももっと甘えて泣いてくれてもよかったのにという気持ちとでせめぎ合いになる、、。

物事は白黒や善悪でしっかり区別できないこともままあるけど、だからって常に善を選択して白であり続ける必要ってないんじゃないのかな?っていうメッセージは、たしかに幼い子どもに見せるべきだったのかなと思う。でもな〜テーマが重すぎるんよな!!!

ストレスの果てに見えざるものが見えてしまう系はこのチームお得意なのかな?パンズラビリンスが吐き気催すほど体質に合ってなくて、やや警戒しながら観たけどこれは終始ちゃんとして観られて良かった。
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