ぺた

人魚の眠る家のぺたのネタバレレビュー・内容・結末

人魚の眠る家(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます


藍色水色碧色、ピンクに黄色に赤、緑
いろんな色がシーンにあわせて流れていった

概念って本当に脆いと思う
法に裁かせることを思いついたその発想の転換に唸ってしまった。

残された側だ、母に焦点が当たっていたけど
自分のせいだと責め続け目が覚めると信じ続けた祖母も、
自分のせいで溺れたとずっと言えずに過ごしたいとこも
姉につきっきりの家族で育った弟も、
それぞれの気持ちを考えるとひたすらに苦しくなる。



日本で生まれたからなのか
私も心臓が止まった時が死だと感じる。
奇跡に期待をすることを、私は執着って思いたくない。
でも、どこかで止まらず動き続ける心臓に、
娘の思いをはせるほうが救いを感じる
ぺた

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