ナイトアウェイク

ドラゴンボール超 ブロリーのナイトアウェイクのレビュー・感想・評価

1.2
前提として

1.まず、ニワカ。
2.ただ、観ただけ。
3.シンプルに思った事。


この作品のブロリーが超サイヤ人に覚醒する描写が、ドラゴンボール過去作も全て含めた中で、超絶最高の見所だった。
これが、本来の超サイヤ人というものなんだろうな。今じゃ簡単に変身するけど、宇宙を揺るがす最強の戦士なんだから、超サイヤ人の第一段階も、この作品の描写くらいすごくあってほしい。

取り敢えず、フリーザ、ビーストは既に書いてたから、これでドラゴンボールはラスト。ブロリーのパワーのすごさ、表現は最高。バトルシーンへのこんな振り切り描写は、ドラゴンボールという舞台でずっと観たいと思ってた。

初戦のベジータvs.ブロリーから、最高過ぎる。
過去作でも描く事が無かった、激突からの更なる激突。
地形を吹き飛ばす気功弾。
破壊された大地を蹂躙する大激突。
限界知らずの猛襲から、別次元にまで至るバトル。

バトルアクション作品であるはずのドラゴンボールZでさえ見る事ができなかったこんな描写、[ドラゴンボール]という名前で刻んだ事にはとても意味があると思う。
(これより何年も前のタイバニでは、もう描写されてたけど。)

だけど、ブロリーの人間味表現については、単なる好き嫌いが自分の中に生まれた。ブロリーは、まぁ悪くない。むしろ、別にあんなブロリー表現は無くてもいい。個人的には、過去作で描かれた悪魔のままでも良かった。

だけど、顔色おかしい薄気味悪い変な宇宙人のカス女と、ウンコ色のレモの存在。
この2匹が全く受け付けない。これからはセットでくっついて来るんだろうな。マジでウザ。2匹がいる場面が、どれもこれも嫌悪する。そのせいで、この作品を観るのが嫌になる。
せっかくバトルはいいのに。

ドラゴンボールが好きな人は、こんなキャラクターが好きなのかな。
なのに、パラガスはほぼ過去作のまま。
ん〜…。

中途半端に明るく軽い描写にしないで、ガッツリとシリアスなバトル作品に振り切った状態で観たかった。
それはダメなのか?
[何も考えないで観れる]系でいいのになぁ。
観たいのに、もう観られない。

まぁ、私はファンでもなんでもないからいいか。

お金払って観る劇場版のクセに、テレビスペシャルの、バーダックやトラちゃんの足元にも及ばないゴミ作品。

記録。