このレビューはネタバレを含みます
凄いもんを観たな。
ほぼドキュメンタリーを観たようなものでズッシリきてます。
1987年て、たかだか34年前の出来事だよ。私は当時小学生だが、日本は既に平和だったもんな。
韓国人にとってはまだ最近の出来事だろうし、そりゃ韓国が今でも常に血気盛んなのが分かる気がした。(悪い意味ではなく)
大義のためなら何をしてもいいのか。
罪ない人の命を奪い、それでも拷問を続けていく。
腐った国家権力は隠蔽に次ぐ隠蔽、バレたらトカゲの尻尾切り。
結局大義より保身でしょ。
タクシー運転手を観た時も思ったけど、お隣さんも沢山の若者達が犠牲になり、今の自由を確立したんだなというのが分かる。
デモのシーンは涙なしには観られない。
ラストのリアル映像に勝るものはないよね。
とりあえず信じられるのは、刑務所長だけだなと思いました。
あと大体韓国映画で警察官はジャージャー麺食べてるがあるあるなのかなw
しかし韓国映画はジャンル問わず素晴らしい映画が本当多くて、観る度に邦画頑張れよと思ってしまう。
2021.20本目