櫻子

1987、ある闘いの真実の櫻子のネタバレレビュー・内容・結末

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

凄いもんを観たな。
ほぼドキュメンタリーを観たようなものでズッシリきてます。

1987年て、たかだか34年前の出来事だよ。私は当時小学生だが、日本は既に平和だったもんな。

韓国人にとってはまだ最近の出来事だろうし、そりゃ韓国が今でも常に血気盛んなのが分かる気がした。(悪い意味ではなく)

大義のためなら何をしてもいいのか。
罪ない人の命を奪い、それでも拷問を続けていく。

腐った国家権力は隠蔽に次ぐ隠蔽、バレたらトカゲの尻尾切り。
結局大義より保身でしょ。

タクシー運転手を観た時も思ったけど、お隣さんも沢山の若者達が犠牲になり、今の自由を確立したんだなというのが分かる。

デモのシーンは涙なしには観られない。

ラストのリアル映像に勝るものはないよね。

とりあえず信じられるのは、刑務所長だけだなと思いました。
あと大体韓国映画で警察官はジャージャー麺食べてるがあるあるなのかなw

しかし韓国映画はジャンル問わず素晴らしい映画が本当多くて、観る度に邦画頑張れよと思ってしまう。


2021.20本目
櫻子

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