軍事政権下の韓国で一人の大学生が拷問を受けて死亡。
あきらかに不審な死に方を心臓麻痺と言い張り拷問を隠ぺいしようとする公安への怒りが人々の心に火をつけた。
1987年、国民が国と闘った韓国民主化闘争を描く衝撃の実話です。
1987年なんてまだ34年前なのに韓国でこんな軍事政権が行われていたことにまず驚きました。
その信じがたい政権下で自由のために、正義のために闘った人達がいた真実がこの映画を観れば手に取るように分かりました。
その人達の命を賭した勇気ある行動に心打たれました。
民主主義を求め、政府に対し、命がけでデモを起こし一人一人の力が弱くても、勇気が勇気を呼び、悪を打ち砕く力となり多くの犠牲者を出してしまいましたが、韓国はこの事件で大きく変わったのだと思いました。
拷問のシーンは観ていてとても苦しかったのですが、ラストは心にグッときて涙が出ました💧
エンドロールで流れる実際の写真がとても悲しかったです😭 『タクシー運転手』もそうですが、韓国の黒い歴史を映画にした韓国は素晴らしいと思いました👏
