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1987、ある闘いの真実のsanyaaanのレビュー・感想・評価

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)
3.7
【1987年、軍事政権下の韓国で起こる民主化運動】604

《感想》
韓国の軍事政権下での話。
隠蔽、捏造、暴力→→→正義、民主主義。
そんな感じでまとまる。

とにかくブラックだが
今の日本でもあるのではないかと思わされる。
入館施設で亡くなった、スリランカ女性の〝ウィシュマ・サンダマリさん〟の隠蔽を思い出す。
又は行政文書の捏造問題も闇が深そうだ。

表面上は韓国も日本も民主化しているが
まだまだ、昔の名残があり、今現在も沢山の闇はあるのだと思う。

たった今から35年程前の話。
その頃は韓国は未だ軍事政権下だったのか。
朝鮮戦争の名残りもあり
脱北者が韓国内で幅を利かせている印象。
韓国の軍事政権下は何を目指していたのか?
社会主義なのか?

結局は北朝鮮の企みではなかろうか?
北朝鮮が韓国を飲み込み、南北統一を目指していた様にも見えたのは、私だけか?

内容は
軍事政権下の韓国での民主化運動の話。

登場人物が色々登場するが、
登場数の割に、活躍する人数が少ない様に見えるが、気のせいか?
内容は理解できるものの、登場人物が少しごちゃごちゃした印象。

民主主義を語る日本人は観ておいても損はなさそうだ。

《物語》
2017年韓国映画。
1987年、ソウルオリンピックを翌年に控えた軍事政権下の韓国で勃発した民主化運動の実話を映画化した社会派ドラマです。
ある一人の大学生が警察に拷問を受けて死亡、隠蔽しようとする当局と真実を暴こうとする新聞記者たちとの攻防はやがて世論を大いに揺るがす事態に発展していきます。
(以上「映画ウォッチ」より)

監督
チャン・ジュナン
出演者
キム・ユンソク(パク・チョウォン)
ハ・ジョンウ(チェ・ファン)、ユ・ヘジン(ハン・ビョンヨン)
キム・テリ(ヨニ)
カン・ドンウォン(イ・ハニョル)

《こんな話》
・警察の拷問
・警察の隠蔽
・民主化運動

《関連する映画》
・弁護人(真実を暴く)
・スパイネーション/自白(捏造)
・ファイ悪魔に育てられた少年(監督チャン・ジュナン)
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