歌に生き愛に生きた歌姫☆
度重なる不幸も歌にして、傷付いて泣いて泣いて、そして歌った女性の物語でした。
シャンソンはあまり聴かないので、彼女の歌が実質初かも!
野太くハスキー、それでいてとても柔らかく繊細な声。
ダリダ役スヴェヴァ・アルヴィティが、これまた物凄い美人で歌も上手い!
ダリダを支えてきた弟ブルーノが認めるだけある、素晴らしい演技でした☆
1933年エジプトで産まれたダリダ。
その後ミス・エジプトに選ばれ、歌の才能を見出だされ、レコードは飛ぶように売れた。
しかし、恋人は出来ても、みな去っていく。
3人の恋が自殺し、両親も亡くなった。
それでも歌い続けてきたダリダ。
だが1987年。
人生に耐えられない、許してね
と書き置きをして、命を絶つ………
「君は人々に希望を与えてきただろう?」
「私には誰が?」
どんな明るい曲の中にも何処か寂しさを感じるのは、彼女の孤独の表れなのかも。
選ぶ男のメンタルが弱過ぎるんですよねぇ…
でもそこは類友、繊細は繊細を呼ぶのか?
音楽の使い方は素晴らしかったです(//∇//)
何曲か知ってた~
シェールがオリジナルの
"Bang Bang"
胸が苦しくて泣いた
"Je suis malade"(灰色の途)
孤独を歌った
"Pour ne pas vivre seul"
フランス語もイタリア語も操り、歌って踊れる絶世の美女ダリダ☆
映画化されて良かった。
この歌声を知ることが出来て良かった。
音楽って良いですよね~
というわけで、本日はフォロワーさんのライヴに行って参ります♪