ダリダ~あまい囁き~の作品情報・感想・評価

「ダリダ~あまい囁き~」に投稿された感想・評価

n

nの感想・評価

3.5
孤独な少女が才能を見出されて一躍大スターとなるが、名声の重圧と男運の悪さから徐々に心身を蝕まれて凋落していき……という、どこかで見たような悲劇と言ってしまえばそれまでなのだが、原因を生来のパーソナリティーだけに帰すのではなく明確に病気として描いているところが2017年の映画らしかったなと思う。

ダリダの実弟でマネージャーのブルーノ(オルランド)を演じて妙に不穏な気配を漂わせるリッカルド・スカルマチョ氏はやはり相当に個性的で強烈な存在感があり、彼が出ていれば大抵の映画はそこそこ面白く観られてしまうような気がしてきた。この姉弟はフランス語とイタリア語を自在にスイッチしていたようだけど、ヨーロッパでは普通なのだろうか。

シンガーソングライターだったルイジ・テンコは、ルカ・マリネッリ主演のファブリツィオ・デ・アンドレの伝記映画 "Fabrizio De André: Principe Libero" にも登場するそうで、そちらも気になる。
あと、リシャール役の俳優さんがアラン・ドロンにそっくりだったのでやや混乱した。
まなか

まなかの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

実在した歌姫なんですね。素晴らしい歌声で魅力ある女性、恋多き女性。歌詞やセリフも共感できるものばかり。
幼少の頃の家族の悪影響はずっと影を落とす。
ダリダの弟はあまり覚えていないから楽天的なんだなと。
ダリダは悪くないのに自分を責める姿が苦しくなった。摂食障害だけではなかった気がする。
『人生に耐えられない。許してね』
marbo917

marbo917の感想・評価

3.4
ショービス界に生きる歌手の栄光と転落を描いた、よくある伝記映画と思ったら、しっかりと人物を描いていたのが好印象でした。今の時代に生きていたらその歌声と美貌でディーバとして崇められていそう。
ルー

ルーの感想・評価

3.5
大ファンのわたしとしては、ダリダの作品が映画として取り上げられたことは大変嬉しいです.
ですが、彼女のファンの人にしかわからない内容だし、これから映画をきっかけにファンデビューするには内容が薄いです.
生涯を数時間に纏めるのが無理です.
しかも男性遍歴ばかりの強調だし…….
一時期フランスだけではなく、日本でもピアフと互角のアーティストとして一世風靡した程です.
映画のできはさておき、大切にしたい作品です.
映画館で彼女の歌声を聴けたのも嬉しかったです.
green

greenの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

フランス映画って感じでした。だんだん主役の女性が本物なのでは?と思えるのですごいです。
実はこの主役の女優さんもともとフランス語しゃべれなかったそうです。オーデイションに受かってものすごく勉強したと聞きました。それを知っていて観ると尚良かったです。
ダリダさんはお美しい。

でもあんまりにもあっさり男と恋に落ちる。

ストーリーは実話だからか無いに等しい。

幸せなのかは判断できませんでした。

55本目 招待券
壮大な喝采や名声の対価として、人としての均衡が崩れていく人生をダリダの曲と共に淡々と描かれる。エキゾチックな美貌と歌声や、曲のテイストや歌詞の全てが融合したかのような壮絶な生涯に興味が尽きない。ダリダの深層は決して上手く描かれていないが背景音楽が効果的で、説明的でない行間の奥深さは相性抜群に。

意図しない先天的なファム・ファタールで、愛した男たちが憑依されるかのように、次々と自殺を遂げる悲劇は、美貌と歌唱力だけではなくダリダの深層の闇に触れたからのようにも。ダリダの美貌・人気・愛・孤独を受け入れる男たちのキャパが圧倒的に足りなく、どんどん溢れるようで切ない。
男の嫉妬から、あからさまな歌唱力の違いがあるのに、デュエットして愛の同化を確認する独りよがりのシーンも効果的に。

別れや失恋に傷つきながらも、積み重なった不幸や闇が内面から発せられる情念のようにも。それと拮抗するかのようにダリダのステージ上でどんどん輝いていく模様は美しいが、因果のように切ない。

「ダリダ」と「ヨランダ」の狭間で葛藤し、ステージ上の妖艶で凛とした佇まいと、私生活での脆さの対比。一般的な幸せな家庭を切望しながらも、喝采を浴びる歌でしか生きる希望を見い出すことができなかったことは、ダリダの業なのか。本当の幸せはステージ上でしかなくなり、「歌」と「生」が結合していく模様は、現実と虚構の区別ができなくなるような悲劇に。

終盤の孤独と死に苛まれて、生命のキャパから溢れる模様は、宿命と言うにはあまりにも切なすぎる。

ビジネスに家族が係るとロクなことが起きないので、プロデューサーである弟のブルーノが破滅へのトリガーかと思いきや、時代を先取りしたり、ダリダの欲求を汲んだサポートが救いに。
かじゅ

かじゅの感想・評価

3.7
男何度も入れ替えて、愛が欲しかったかわからんけど、美貌に観てて引き込まれた
みゆき

みゆきの感想・評価

2.9
歌唱シーン、難しいのはわかるけど、終始気になってしまった…。偉大な歌手の口パクを違和感なくやるなんて、不可能に近いと思う。恋愛がとっ散らかってるので、映画のストーリーもとっ散らかり気味だが、実際もとっ散らかってたのだろうな、と想像してしまう。個人的に最後10分くらいのシーンは良かった。それにしても、素晴らしいキャリアの歌手、知らなかったことを恥じました。
まめ

まめの感想・評価

3.5
終盤でもはや男が出演しないほど多数の男にほいほい食いつくのはダリダの憧れていた夫と子どもをもつというふつうとは言えないのでは?と思った。
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