ダリダ~あまい囁き~の作品情報・感想・評価・動画配信

「ダリダ~あまい囁き~」に投稿された感想・評価

なんで借りたんだっけシリーズ。多分グザヴィエ・ドランの映画に使われてた曲から。

夢のようにドラマティックな美しさを持つ歌姫。家族の絆は強いのに、不思議とアレな男ばかりが寄ってくる…引き寄せてしまうのか。単に見抜けないのか。全身で愛に生き、ストレートに愛を歌うたび、彼女自身が傷付いていくようで。

しかし思いの外キャリアは長い。彗星のように消えることはなかった。時代に合わせた変化を見せてきた。しかし生涯を通じて、愛を…それが一体なんなのか分からなくなりそうになりながら、埋められない何かを求めてきた姿はやはり切ない。

ファンだけは、実態の見えないオーディエンスだけは、彼女をいつも愛した。結局華やかなステージの上で浴びる歓声しか、彼女を満たせなかったのだろうか。ずっと変わらぬひとつの愛が欲しかっただけなのにね。幸せな瞬間がきっとあったのだと信じたい。
ぽんず

ぽんずの感想・評価

3.8
イタリアからの移民としてエジプトで生まれたフランスの歌姫、ダリダ。

わたしは恋人だったルイジテンコが大好きで、そこからダリダの存在を知りダリダの歌声にも惹かれてたし、ルイジと同じ香りを感じてた
哀愁と力強さと孤独さがあって彼女のバラードは胸が苦しくなる…

バラードだけでなく様々なジャンルの名曲と共に、彼女の苦悩や葛藤に感情移入した
20200712
主役の彼女、ダリダより骨格が華奢で今っぽい感じですが似てましたねえ。渡仏以前のキャリアとかすっ飛ばしてるとこも多々ですが、代表曲は満遍なく流れるし、史実再現は利害関係者(特に存命中の方。ドロンとかw)に迷惑かからない程度にまとまってたんじゃないでしょうか。本作で出なかったとこだと、ダリダの前座とか共演あったマイクブラントも投身自殺してるのよね。。本当、気の毒な話ばっかだけど、この人に関しては類友ってとこもあるよなあ。Je Suis Maladeを彼女自らのチョイスで歌ってたというのは、本当分かってるじゃんて感じ。この曲は色んな人歌ってるけど(元のセルジュラマ含めて)、ダリダ以上はないね本当。
YOKO

YOKOの感想・評価

3.8
愛に生きた歌姫の伝記。
ダリダという名前は知らなかったけど、歌は数曲知ってた。ベサメムーチョとか。
強く美しく意思のある歌声。

最初のシーンのこの台詞が全てを物語ってたと思う。
男性「人は死へと向かう存在」
ダリダ「人は愛へ向かう存在」

ダリダは愛に生きた人生だったのだろう。
でも。。。
「独りは嫌だから」って歌詞の歌が身にしみた。
ip

ipの感想・評価

4.0
ベスト盤がそのままこの映画のサントラ?
奔放ながら成功の裏で苦労を抱えていた彼女の人生。恋愛以外にはその苦悩を公にはせずにスターであり続けたことに敬意。

ライブシーンは高揚感を煽っていて楽しい!
やっぱりライブっていいなぁ。

しかし、リアルタイムでは支持しない一般人も多かっただろう。
僕も芸能人含めて奔放な人は好きではない。自分の欲を人への配慮より優先するような人が多いから。彼女がそうかは知らないが。

周囲への迷惑を省みず自分を貫き通して生きている現存の芸能人たちも、美談でも伴えば死後には伝説のスターとして評価されているかな?笑
ベリー

ベリーの感想・評価

3.9
愛に正直に生きて、これだけの成功をして。独りが嫌だから…と歌う詞がまさに未来だった。そういう人が実際たくさんいる世の中だし、素直な心の内を音楽で表現ができている彼女が大衆に受け入れられていたことがよくわかった。
める

めるの感想・評価

5.0
日本であんまり知られてないのがすごく不思議なんだけど、ダリダの歌好き!

で、そのダリダの人生を歌も一緒に追ってくれるこの映画は大好き!

人は死に向かうのか、愛に向かうのかとか。
死がダリダを拒んだ、とか。
哲学的かつ詩的なセリフたちがイタリア語、フランス語ですごい耳に心地いい。

ダリダの恋人たちの死はダリダがあまりにも魅力的だからだと思う。
ダリダは光の中の人で、プライベートで男の人を惹きつけてやまないけど近づきすぎると燃えちゃうんだろうなぁ。

Je suis malade を歌ってる時の涙があまりにも悲痛、ほかの歌にもダリダの感情が歌詞と歌と音楽と同化して揺さぶってくる。

もっともっとダリダを知ってる人が増えるといいのにな。
FREDDY

FREDDYの感想・評価

3.1

このレビューはネタバレを含みます

54歳の若さで亡くなり、2018年に生誕85周年を迎えたフランスを代表する女性歌手ダリダの生涯を描いた伝記ドラマ作品ということで。印象としては、ダリダを演じたスヴェヴァ・アルヴィティは魅力的とまではいかないが目に残るものは感じましたし、ブルーノ・ジリオッティを演じたリッカルド・スカマルチョやルシアン・モリスを演じたジャン=ポール・ルーヴ、ルイジ・テンコを演じたアレッサンドロ・ボルギなどといったキャスト陣もそれぞれに個性があって演技力もあり、心惹くものは残念ながら感じられなかったが、決して悪くはないかと。そして、60年代のフランスを舞台に、「18歳の彼」や「べサメ・ムーチョ」などといったヒット曲とともに映し出される、ミス・エジプトに輝いた美貌とそのエキゾチックな歌声でフランス全土に社会現象を起こし一躍スターとなったダリダの、出会いと別れに傷つきながらもその経験を歌にしてステージの上で輝き続けた、愛に向かって激しく生きた54年の生涯はこれが実話であることにはただただ驚くばかりで、冒頭の"自殺未遂"から"メガネっ子"とイジメられ自分はブスだと思い込んでいた幼少期、ビジネスパートナーのルシアン・モリスやニールス・シュナイダーが演じる画家のジャン・ソビエスキー、イタリア人歌手ルイジ・テンコらとの激しくて切ない愛の物語など、描かれている彼女の生涯は見どころが満載で最後まで目が離せずにいましたし、これまで何となしに聴いていた彼女の数々の楽曲に隠された物語を知れる面白さもあり、個人的には観る価値はありましたね。ただ、ひとつひとつのエピソードがやや浅く感じてしまうのは気になるところ。本作は観て損はないが、オススメは少々難しいかと。
なつん

なつんの感想・評価

3.4
なんか哀しいなあ。
才能と美貌に恵まれた恋多き女と聞けば、なんだか高飛車な、嫌な感じも受けそうなものなのに、この映画に描かれているダリダは違う。ずっと寂しそうで、はかなげで。
彼女に起こる悲劇、恋人の死やたくさんの悲しみを越えるたびに、彼女の声は熱を持って輝きと艶やかさを増していく。それがまた悲しい。

ずっとずっと、優しかった父親の姿を探し続けていたのかな。

ダリダを演じたスヴェヴァ・アルヴィティが本当にダリダそっくりでびっくり。あとニールス・シュナイダーがまたきれい…
Terayaan

Terayaanの感想・評価

3.7
「ミナ」という映画の挿入歌「18歳の彼」が素敵でダリダを知った。ちょっと演歌っぽい雰囲気もある。フランスでCD買いました。
実在する人物なので一緒に気持ちが揺れ動く。時々ダリダが過去を振り返るたびに胸が締め付けられるが、あんたもあんたやろ。と、思ってしまったりする私。エンドロールでも胸熱。
私の好きなフランス映画の雰囲気。
>|