じょな

赤い天使のじょなのレビュー・感想・評価

赤い天使(1966年製作の映画)
3.6
ストーリー的には決して気持ちのいい話ではないので、凄くその時代の価値観というものを感じる。
ただし、戦争の悲惨さだけでなく、戦場という場において剥き出しになる人間の本性、本質をストレートに描いた意欲作なのだということがよく分かる。

西さんが情けをかけてしまったが故に、今が幸せなだけに故郷に戻った時に待ち受けるであろう地獄に耐えられず命を絶った兵士のエピソードが印象的。
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