にょいりん

赤い天使のにょいりんのレビュー・感想・評価

赤い天使(1966年製作の映画)
4.0
従軍看護師視点での戦争の壮絶さは新鮮であり強烈だった
剥き出しの死と性の表現の純度が高すぎたり、若尾文子演じる看護師の狂気的に「男」を包んでしまう「女」性にゲンナリしつつも惹きつけられた
死体だらけの戦場を恋人を探して走り回る若尾文子の熱い想いが絶望の諦観にコーティングされた姿が美しい