Yoko

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイのYokoのレビュー・感想・評価

4.0
ミズーリ州カンザスシティのスーパーマーケットで十数名が死傷する自爆テロが発生した。
国境を取り仕切り、アメリカへの不法入国にも関わっているメキシコの麻薬カルテルが一枚噛んでいるとにらんだ政府は、カルテル同士の内乱を発生させ弱体化を招くよう工作員に命を下す…。

前作に引き続いて米墨国境地帯をテーマに取り組んでいるが、トランプ政権の「壁」の影響があってか、今作はかなりタイムリーなテーマに取り組んでいたように思える。
前作で主役をとうとう喰ってしまったベネチオデルトオ・ジョシュブローリンコンビの本領が炸裂。
もはやだれがギャングなのか分からない混沌の時代、表舞台には決して立たない裏工作のさなか男たちの葛藤と正義に胸打たれた!
脚本テイラー・シェリダン、やっぱ外れないなぁ。
Yoko

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