ヨダセアSeaYoda

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイのヨダセアSeaYodaのレビュー・感想・評価

4.0
観た回数:1回
直近の鑑賞:Amazon Prime(20.04.05)
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公開時なぜか綺麗に見逃してしまい、タイミング逃していたのでAmazon Primeに来てようやく鑑賞!

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【STORY】
 悪の黒幕を狙う事になったマットは、再びアレハンドロを誘い人道を捨てた作戦を開始。
 彼らの自作自演で組織同士の内戦を起こす事に利用され、誘拐された敵の娘イザベルも加え、新たに "正義の境界線" のドラマが始まる。


【葛藤する正義】
 前作同様、今作でも "悪を悪で制する" ような破茶滅茶なやり方で敵を狙う2人。

 組織同士の内戦を引き起こすために、自作自演でボスの娘を誘拐するなど、明らかに一線も二線も超えています…

 前作では男達の迷いにあまりフォーカスせず、「破茶滅茶な男達 VS 真面目なケイト」の対比がメインでした。
 三部作(予定)の2作目となる今作では、今度は男達の葛藤がメインとなります。

 亡き娘をかつて愛した男として、イザベルを前に葛藤するアレハンドロ。
 マットも、青少年を迷いなく皆殺しにしたりはするものの完全に冷血なわけではなく、 "立場" と自身の価値観の間で葛藤します。

 彼ら流の "一線" はどこなのか。覚悟と葛藤の物語です。


【イザベル】
 誘拐された娘・イザベルは、前作のケイトのような "普通の人" 役です。

 本人も学校でキャットファイトして他の女の子の顔面をブン殴るなど、"普通" の枠に収まる人間ではないのですが、マット達に比べれば遥かに一般人。
 男達の破茶滅茶さ、アレハンドロの内面に触れ、リアクションする役目を見事に果たしました。


【3作目へ…?】
 三部作構想があるとの話なので、ラストシーンは3作目へのプレリュードのようになるでしょうか。
 期待が高まります。
ヨダセアSeaYoda

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