このレビューはネタバレを含みます
うーん……同年のオールスターズとくらべて力不足感がある。一度プリキュアの力をはいで生身にすることで人間ドラマの方に集中させて、最後に満を持してプリキュアに！！という流れは良かったんだけど肝心の戦闘シーンの迫力が欠ける。加えてミラクルライトの盛り上げに頼りすぎている。枚数の問題もあるから仕方がないのかもしれないが、最後の戦闘シーンの場面の呼びかけがずっと使いまわしの画像でがっかりした。しかもミラクルライトの場面が3つもあるのは多すぎる。画面を突き破って奇跡をおこす体験はそれはそれは楽しいものだが、何度も続くと陳腐化してしまうので良くない。プリキュアが自力で突き破った壁が少ないように感じた。
だが、オープニングのキャラクターの台詞がなく展開が進んでいく場面は非常に良かった。またクローバーの花言葉を使った心情変化は素晴らしいと感じた
