アンパンマン映画30周年。
バイキンマンの作った謎の廃棄物処理装置から星の形したクルンが迷い込む。その廃棄物とクルンが不在により他の星に異変が起き、地球に黒い星となり降り注ぎ、地球、いや宇宙の存亡の危機に。
アンパンマンご一行がクルンの返還と星の異常の調査へ乗り出す。
さすが30周年。スケールが宇宙規模。そんなスペースシャトルなんかあったんだ。
今回の敵と言い味方と言い、ちょいちょい出て来る登場人物たちと言い、この30年の集大成のようだ。
バイキンマンとの戦いの歴史が今回の敵であり、まさかそれに「アンパンマンとバイキンマン」の夢のタッグで立ち向かう。
途中アンパンマンのさりげない優しさにたじろぐバイキンマン。でもその優しさを素直に受け取れない。バイキンマンの唯一の倒すべき宿敵であり、それが生きがいであるアンパンマン。
そこはお腹が減ろうとどんなことがあってもアンパンマンには頼らない。
ただ、敵が自分の歴史だと気づき、最初は歓喜するものの、自分にも牙を剥き始め、まさかのご一行が大ピンチ、、、そこでバイキンマンが取る行動がかの30年の歴史を動かす。
「そんなところで何やってんだ、アンパンマン！お前を倒すのはこの俺だ！」
悟空とベジータを彷彿とさせる戦い最後のクライマックスは、、、泣ける。
ただ気になったのは途中まで宇宙服を着てないジャムおじさんとバタ子。そういう設定なのかと思ったら最後の最後で着てる。さっきまで何で着なかったのよ、平気だったのか？
