このレビューはネタバレを含みます
ずーっと見逃していたが、ようやく観ることができた。その間期待値は高くなり続けていたが、期待を裏切らなかった。やはり安藤サクラはエゲツない。
樹木希林演じるおばあちゃんが亡くなった後のシーンが印象的。リリー・フランキーと安藤サクラ演じる夫婦は、おばあちゃんのヘソクリを見つけ出して大喜びする。まるでおばあちゃんを金蔓としか見ていないかのように…。しかし、家族の絆は虚構では無い。金だけで繋がる表面的な関係などではない。この家族の絆は確かなものだ。
本当の家族や絆とは何なのかという、これまで何度も捉えようと試みられてきたことを、今改めて考えさせられた。